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関西学院グリークラブについて
関西学院グリークラブは学院創立10年後の1899(明治32)年、当時のキャンパス神戸・原田の森(現在の王子公園付近)で誕生しました。以来124年間にわたり活動を継続している、日本で最も長い歴史を持つ男声合唱団です。これまでに音楽家の山田耕筰、林雄一郎、北村協一をはじめ、各業界に多くの卒業生を輩出しています。 演奏レパートリーは校歌や宗教曲をはじめ、クラシックから現代に至るまでの国内外の合唱作品、ミュージカルやポピュラーソング、民謡まで幅広く、バーバーショップスタイルでの演奏にも取り組んでいます。中には校歌「Old Kwansei」や「U Boj!」など、100年以上にわたり代々歌い継がれている曲も存在します。
コンクールにおいては1963年までの間に戦前の競演会を含め全国大会に19回出場し、優勝 (1位) 16回、 招待演奏2回など輝かしい実績を残しました。近年では2010年以降、全国大会において12大会連続で金賞を受賞するなど、常に日本の合唱界をリードし続けています。
時代とともに学生の気質は変化する一方、その長い歴史の中で受け継がれてきたものが、クラブモットーである「メンタルハーモニー」です。部員一人ひとりの精神的調和を目指すことで生まれる独自のハーモニーは「関学トーン」と呼ばれ、今日に至ってもなお、多くの人々に愛されています。その精神を柱に、限られた時間の中で一つひとつの演奏会に真摯に取り組み、関西学院グリークラブの歴史に新しいページを作り上げるべく、日々不断の努力を重ねています。
ご挨拶
この度は、関西学院グリークラブのホームページをご覧いただきましてありがとうございます。2024年度、関西学院グリークラブ第125代部長を務めさせていただきます、山本和澄と申します。一世紀を超える伝統を持つ、日本で最古の男声合唱団の部長を務めさせていただけることを非常に光栄に思っております。 この長い伝統の中で掲げてきた団体理念である「メンタルハーモニー」、そして音楽技術の継承で培ってきた「関学トーン」を皆様にお届けできるよう日々鍛錬してまいります。今年度は、第30回記念高槻コンサート、我々のOB団体である新月会の創立90周年記念演奏会、さらには創部125周年を記念して関東と関西にて2公演開催予定のリサイタル、といった節目の行事が多数ございます。 このような活動ができますのも、皆様の温かいご支援とご声援の賜物でございます。男子部員・マネージャーともに、さらにパワーアップした形で皆様に最高の演奏をお届けできますよう、日々活動に励んでまいります。 125年目も歴史の伝承者として発展を続ける関西学院グリークラブを是非 ともよろしくお願い申し上げます。
関西学院グリークラブ
第125代部長 山本和澄

指導者

嶺重 淑
顧問
1962年、牧師の家庭に生まれる(両親はいずれも関学大卒)。早稲田大学第一文学部卒業(在学中は早稲田大学グリークラブに所属)、その後、関西学院大学神学部、同大学院神学研究科に学び、スイス・ベルン大学プロテスタント神学部にてDr. Theol.(神学博士号)取得。関西学院大学神学部教員等を経て、2012年より同大学人間福祉学部教授(宗教主事)、2014年4月より関西学院グリークラブ顧問を務める。

広瀬 康夫
技術顧問
神戸市出身。関西学院大学を卒業、1987年より関西学院に勤務し、グリークラブはじめ多くの合唱団の指導に当たるとともに、全日本合唱連盟等の講師、審査員を務める。1999年BHS(BarbershopHarmonySociety)に登録し、日本でのバーバーショップハーモニーの普及に努める。指揮以外にカルテットやソリストとして歌唱活動も行う。
故北村協一氏に指揮法を、大久保昭男氏、井上和世氏に声楽を、Egisto Matteucci氏に教会音楽及び合唱指導法を師事。現在、関西学院グリークラブ技術顧問・指揮者、新月会副会長・指揮者、コール・セコインデ常任指揮者、金沢メンネルコール客演指揮者、グリークラブ香川技術顧問、九州フレッシュメンコア・テクニカルアドバイザー、男声合唱協会JAMCA個人会員、BHS(本部アメリカ)会員。
